AHIA年次カンファレンス(ヘルスケア内部監査人協会)に参加しました
内部監査が組織化され、100名近くの専属のスタッフが在籍している医療機関も。
当監査法人がメンバーとなっているヘルスケア内部監査人協会(the Association of Healthcare Internal Auditors(AHIA))の年次カンファレンスが、8月27日から30日の4日間に亘ってアメリカのボストンで開催されました。
AHIAは医療機関の内部監査人やコンサルタントによって組織された団体であり、年次カンファレンスは今年で36回目を迎えます。カンファレンスの参加者は大多数がアメリカのメンバーですが、カナダ、サウジアラビア、レバノン等、他の国々からの参加もあり、今回は総勢600名を超えるメンバーが集結しました。当監査法人からは、迫口、三木の2名が参加しました。
各セッションで行われた講座では、収益や購買の不正発見事例からInstagram時代の監査といったものまで幅広いテーマが取り上げられており、来年度から開始する日本の医療法人の会計監査にも役立つ情報を得ることが出来ました。
日本の医療機関では内部監査制度がまだ十分に浸透しておりませんが、アメリカでは医療機関を取り巻くリスクに対する意識は非常に高く、100名近くの専属のスタッフが在籍している医療機関があるなど内部監査が組織化されております。年次カンファレンスで示された内部監査手法は、監査計画の立案からリスクアプローチの考え方の導入、ITに対する対応など、会計士監査と同様の手法が取られていました。
年次カンファレンスでは、多くの医療機関の内部監査人と直接的なコミュニケーションを取ることが出来ました。得られた情報を基に、今後もお客様により充実したサービスを提供できるよう進めてまいりたいと思います。
会計監査義務化への対応について、検討している。
御堂筋監査法人のサービスについて、概要を知りたい。
具体的な提案や見積りを依頼したい。